新編 膝枕

智に働きたいと思いながら、なんかやってます。

■連続テレビ小説「カーネーション」第2週(「運命を開く」)をみた。

連続テレビ小説カーネーション」の第2週(第7回から第12回)を録画で視聴した。


 出演:尾野真千子

 第2週タイトル:「運命を開く」

 放送日:2011年10月10日(月)から15日(土)

* * *

僕が第2週の放送を視聴したのは2011年10月26日。

15分×6の90分を録画で一気見した。

第2週では「糸子」が「ミシン」と出会う。

呉服屋が斜陽産業となった時代。「糸子」の父親の「善作」はその事実を妻の父親からあからさまに突きつけられる。

どの時代にもそういう業界はあるわけであるが、とくにそれまでそのなかで生きてきた人間にとってはしんどい事実ではある。

「善作」という具体的な個人に同情するか否かということとはまったく無関係に、この事実のなかに生きるというのはしんどい。

で、この週の最終日には、糸子は女学校をやめて、「桝谷パッチ店」につとめることが父親からゆるされる。というのは、簡単なあらすじ。

自分のやりたいことがやれない、というのは、その背景、原因はさまざまであれ、どこにでもあることだから、とくにとりたててかくことではない。

このドラマの展開(「だんじりにつよい執着をもつ女の子が、慣習的な制約のなかでだんじりをあきらめざるをえない事実を突きつけられながら、さらに未来の選択に《女である》という一事による制約をうけながら、「わたしのだんじり」をみつけ、その道で生きていく」)の都合上、そういう描写が数多く必要だとしても、それが連続すると、視聴する側もしんどい。

という感想をいだいた。

以上。