■連続テレビ小説「カーネーション」第6週(「乙女の真心」)をみた。
連続テレビ小説「カーネーション」の第6週(第31回から第36回)を録画で視聴した。
第6週タイトル:「乙女の真心」
放送日:2011年11月07日(月)から11月12日(土)
出演:尾野真千子
11月12日(土)、録画しておいた第6週の放送を一気見した。
感想は・・・
まじめに視聴する価値のないドラマだなぁ。
・・・と。
「糸子」の父親の「善作」には全然感情移入できない。
「善作」は「小原洋服店」の最初の客の代金をタダにした「糸子」を殴り、その日の夜、「糸子」の行為の情けなさに涙してみせるのだが。
だから、何?
さらに、「善作」は今週の放送で酒の量が増加するのだが。
だから、何?
・・・としか、ぼくには思えなかった。
今週の第4日目。
第34回の放送。
「糸子」がイブニングドレスの実物を見るために母方の祖母のいる神戸に向かう日の朝、飲んだくれた「善作」は畳の上にころがって寝ている。
神戸では祖母が体調を崩して布団に寝ている。
(さらに、今週はそのまえにも「糸子」の同級生である「奈津」の父親が倒れている。)
で、神戸から帰ってきた「糸子」は、岸和田の町を歩きながら、こう思う。
「うちらがおとなになったぶんだけ、おとなもとしとっていくんやなぁ。」
・・・それはそうだけれど、そんなたいそうな深刻な感慨を「糸子」にいだかせるような出来事は、いったいこの物語のどこで深刻なものとして描写されたのだ?
どこで? どこで?
とってつけたような心情の吐露には興ざめした。
見ていて恥ずかしい。
そうそう。
今週の最終日(第36回)。
「春太郎」が「サエ」のダンスホールに登場した。
「春太郎」はこのドラマにおける一時的な《通行人》ではなかったのだなぁ。
今後も出てくるのかな?
以上。