■テレビドラマ「仮面劇場」(金田一:古谷一行、1978年)をみた。
古谷一行が金田一耕助を演じたテレビドラマ「仮面劇場」(全4回、1978年放送)をDVDで視聴した。
原作:横溝正史
放送年:1978年
本作は横溝正史シリーズⅡのなかの一作。
原作には金田一は登場しない。
で、各回の末尾につぎのような断り書きが表示された。
原作には金田一耕助は登場していませんが原作者の了解を得て脚色しました。
原作で金田一が登場しない金田一ドラマには「真珠郎」もあり、その末尾にも類似の断り書きが表示されたが、「真珠郎」におけるそれは「お断り この原作には、金田一耕助は出ていませんが、原作者の了解をえて、登場させています。」というものだった。
(参考:このブログに掲載した「真珠郎」の感想記事)
なんで同一の文言にしなかったのかな? とチラッと疑問に思った。
プロダクションがちがうからかな。
先日視聴した古谷版「迷路荘の惨劇」と同様、本作は以前一度レンタルしてきたが、時間がなくて、未見のまま返却してしまった作品。
「迷路荘の惨劇」の感想記事のなかでもしるしたが、「昭和キネマ横丁」の企画をきっかけに、ツタヤの店頭にある横溝作品をいまのうちに視聴しつくしてしまおうと思い直して、本作を再度レンタルしてきた。
本作は全4話。
原作を読まずに視聴した。
長かった。
(視聴しつくそう)という意地で最後まで視聴した。
ともかくこれで、ちかくのいくつかのレンタルショップが店頭であつかっている横溝作品は全部視聴しおえた。
とくに1977年、1978年の「横溝正史シリーズ」についていえば、1978年に放送された第2シリーズの作品は全部みたことになる。
1977年の第1シリーズの作品で未見なのは「悪魔が来りて笛を吹く」と「獄門島」の2作のみ。
この記事は以上。