■映画「天地創造」(原題 "THE BIBLE: in the Beginning...")をみた。
映画「天地創造」をDVDで視聴した。
(原題は "THE BIBLE: in the Beginning...")
アメリカ・イタリア合作の1966年の映画。
音楽を黛敏郎が担当している。
175分の長作。
第1日目、第2日目…という天地創造から、アダムとイブの物語、カインとアベルの物語、ノアの方舟の物語、バベルの塔の物語、ソドムとゴモラの破滅の物語、アブラハムにまつわる物語まで延々と語られる。
長い。
興味深かったのは、バベルの塔の物語のパートで王様が登場するとき、民は大地に腹ばいに全身を投げ出しているということ。
そういうのが、王様への敬意というか、畏怖というか、なんと言うのが妥当なのか僕には不明だが、そういったものの表現の形式だったのかなと思った。
時代考証がどうなのか僕にはまったくわからないけれど。
「50人正しい人がいたら、ソドムの町を滅ぼさない」というやりとりの再現が面白かった。
それにしても、まったく神はわがままだ。
そんなにアブラハムのところをもてあそぶなって。