■映画「ローマ帝国の滅亡」(原題 "The Fall of the Roman Empire")をみた。
映画「ローマ帝国の滅亡」をDVDで視聴した。
(原題は "The Fall of the Roman Empire")
1964年のアメリカ映画
180分
(インターネットで検索すると、194分、188分という情報がでてくるが、僕が視聴したレンタルDVDでは180分)
本作はローマ帝国の終わりの始まりをマルクス・アウレリウス死去後の皇位継承の失敗(どら息子のコモドゥスが皇帝になっちゃった・・・)にみているようだ。
で、本作は終わりの始まりとしてコモドゥスの皇帝即位から死亡までを描いている。
僕は476年あたりのことを描いているのだと思い込んで本作をレンタルしてきたのだが、終わりの始まりの物語に終始していて、ちょっとがっかり。
「ルシラ」と「リヴィウス」の恋物語を平行させているが、それはそれ。僕にはどうでもよい。
「ベン・ハー」での戦車競争では4頭立ての戦車だったが、本作に登場する戦車は2頭立て。
「リヴィウス」と「コモドゥス」が2頭立ての戦車で並んで走るところがあるが、あの道路が塩野七生言うところのローマの《高速道路》なのかな。
たしかにかなり整備されて、均されているようにみえたが、時代考証的にはどうなんだろ。
元老院の議員たちがラーメンのどんぶりの縁の模様みたいな服をきているとか。
どうなのかなぁと思いながら見ていた。
戦場では歩兵がやりを投げる。
やり投げがオリンピックの競技になるわけだなと思ったりした。