■テレビドラマ「三つ首塔」(金田一:古谷一行、1977年)をみた。
古谷一行が金田一耕助を演じたテレビドラマ「三つ首塔」(全4回、1977年放送)をDVDで視聴した。
原作:横溝正史
放送年:1977年
本作は第1期の横溝正史シリーズの3作目とのこと。
僕は原作を読まずに本作を視聴した。
つまらなかった。
きっと原作はこれとは大違いなんだろうなぁと思いながら、本作の視聴をつづけた。
日和警部がやたらと金田一に対抗心をもやしている。
なんかなぁだ。
全部で4回。
視聴するのがしんどかった。
エログロというレッテルがはられることがある横溝作品。
これまで僕が読んだ横溝の原作からは、エログロというレッテルをはる根拠がまったくわからなかった。
で、本作を見て。
エロといわれるのはこういうヘタな映像化に根拠があるのかな、と思った。
本作の原作は読んでないけど。
僕がこれまで視聴した第1期の横溝正史シリーズの作品は「犬神家の一族」「本陣殺人事件」「悪魔の手毬唄」の3作。
それらのエンディングはいずれも山の向こうに太陽が沈んでいくものだった。
第1期はみんなこのエンディングなんだと思い込んでいた。
が、本作はエンディングの映像がちがった。
金田一があちこちを歩き回っている。
で、最後に夕陽がむこうにうつった。
夕陽が好きなんだね。
(曲は茶木みやこの「幻の人」で共通。)
本作の音楽担当に「中村八大」の名前があった。
これもさきにあげた3作とはちがうな。
ああ、なんだ。
さきの3作と本作とはプロダクションがちがうのか。
それでエンディングもちがうのかな。
以上。