■スペシャルドラマ「SPEC ~零~」をみた。
スペシャルドラマ「SPEC ~零~ 警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿」を録画で視聴した。
出演:戸田恵梨香、ほか
演出:堤幸彦
放送日時:2013年10月23日(水)21時~
「公安部長室」のまえでの「野々村」と「近藤」との会話で、「柴田」だけでなく、「真山」のことも話題になる。
「真山」は殉職したとのこと。
そして、近藤が公安部長室のドアをあけるところで、「ケイゾク」のサントラがながれる。
「柴田」そのものは映像では登場しないが、近藤が公安部長室にはいっていくところで、「あ、また床にねておられ・・・」と、柴田の柴田らしい振る舞いが描写され、柴田の存在が示唆されている。
甲、乙、丙…と始まるSPECのテレビシリーズの前段階を描くものとして、「零」はこういうかたちで「ケイゾク」との連続性を担保している。
それにしても、映像からわかる本作の収録の時期は秋から冬。
木々は落葉している。
近藤の吐く息が白い。
戸田恵梨香の髪は長い。
だいぶ前に収録されていたんだなぁ。
・・・と思って、公式サイトをみたら、2012年の12月ごろから撮影していたという記述があった。
(そのころ戸田恵梨香は他局のドラマで髪を短くしており、2012年12月5日におこなわれたそのドラマの試写会でショートカットにした姿を披露している。当然、髪を切ったのはそれより前。本作での戸田恵梨香はかつらを使っていたのかな。)
「零」が2013年秋に放送されることが公式サイトでアナウンスされたのは2012年12月27日。
「零」と「結」のキャストがアナウンスされたのは2013年3月19日。
で、よくよくみれば、「零」の小説版は2012年の4月25日に出版されているんだな。
これまで制作されてきたSPECの前日譚としての「零」。
内容的にもこれまでの各要素との連関をよくたもっていると思う。
僕としては、テレビシリーズは楽しかったけれど、「翔」と「天」は視聴するのがつらかった。
が、本作を見た今は、「結」までみたあとで全編を視聴し直せばいろんな発見があって楽しめるかもしれない、と思っている。
僕はこのブログにSPECの感想記事をいくつか掲示しているが、「天」の感想記事のなかで「結」に該当するものをさして「欠」と表記してある。
あとになって読み替えしてみて、僕が「欠」と表記した根拠が自分でもわからずにいた。
が、この記事を書くために調べていて、瀬文が「欠」と書かれた紙をみせている短い動画があることに気がついた。
ひょっとしたら僕はその動画を見て「欠」と表記したのかもしれない、と今の僕は思った。
本作で心霊手術のSPECをもつものとしての「上野真帆」を演じたのは「川島海荷」さん。
まとまりがないけど、この記事は以上。