■映画「森崎書店の日々」をみた。
映画「森崎書店の日々」をDVDで視聴した。
出演:菊池亜希子、内藤剛志、ほか
脚本・監督:日向朝子
公開:2010年、109分
公式サイト
http://www.morisaki-syoten.com/
一年ほど前、たぶん「書店」というタイトルが僕の目にとまったのだと思うが、TSUTAYAで本作を何気なく手にとったとき、ジャケットにうつった女性の表情にひきつけられた。
だから、本作のことはずっと気になっていた。
TSUTAYAに足を運ぶたびに、本作のジャケットをながめていた。
この女優さんは「菊池亜希子」さんというのか・・・
「内藤剛志」も出演しているんだなぁ。
「内藤剛志」は僕の好きな俳優なんだよなぁ。
で、TSUTAYAのカードの更新の機会に一枚レンタル無料という特典をつかうにあたり、なにを借りるか考えて、ずっと気になっていた本作を選んだ。
恋人にひどい振られ方をし、会社もやめた「貴子」(菊池亜希子)が、叔父の経営する古書店の二階に引っ越してくる。
やさしくやさしく支えてくれる人がいて、いいなぁ。
こういうの、大切だよなぁ。
幸せだよなぁ。
うらやましいなぁ。
「内藤剛志」が演じる古書店経営の叔父「サトル」のおおらかさがすごくいい。
いいおじさんだなぁ。
じつはつらい過去を持っている「サトル」は、やさしくやさしく「貴子」を見守っていてくれる。
いいなぁ。
優しい人間模様・・・
「貴子」がしだいに本に出会っていく・・・
おだやかな気持ちになる。
「森崎書店」にはいってくる客の仕草に思いあたることばかり。
ほほえましく思うと同時に、店の人に一声かけたほうがよかったよなぁ、と自分の過去のおこないを反省した。
僕は無愛想な客だったからな。
古書店ではそれが許容されるし、それがノーマルなところがある。
でも、なんか言葉を発したほうがよかったんじゃないかと思えてしかたがなかった。
申し訳ない気持ち。
でも、古書店の棚をながめるの、好きなんだよなぁ。
古書の仕入れのシーンなど、古書店の裏側が垣間見れたのもよかった。
本の世界に沈潜したいなぁ。
映画『森崎書店の日々』予告編
http://www.youtube.com/watch?v=6M0vx8wLEbM