■映画「ボクたちの交換日記」をみた。
映画「ボクたちの交換日記」を劇場でみてきた。
(2013年3月31日(日)のことだ)
監督・脚本:内村光良
公開:2013年3月23日、115分
名作。
内村光良監督がすばらしい作品をつくってくれた。
夢=理想と自分の能力の現実のあいだにゆれる人間・・・
もうつらい。
「甲本」の妻である「久美」(長澤まさみ)のセリフ。
「お疲れさまでした」
涙がにじみださずにいられない。
かつて自分が「田中」とやっていたネタを「タナフク」として「田中」がやっているのを「甲本」がテレビでみる。
せつないよ。
「久美」は「笑軍」の準決勝をこっそりみにいくんだな。
でも、「甲本」がネタをとばしてしまうんだな。
それをみる「久美」のやるせなさ・・・
僕もやるせなくなる。
本作における「久美」(長澤まさみ)と「麻衣子」(木村文乃)という二人の女性。
こんなにもやさしく、愛する人の心の葛藤を見守り続けてきたとは・・・
すさまじい理想を実現してみせてくれている。
僕は、ただただ、理想的な人間的やさしさの理想的実現に心があたたかくなる。
二人の女性にほれる。
うれしくなる。
「甲本」と「田中」がうらやましくなる。
こういう作品をつくりあげた監督・内村光良のやさしさにもほれる。
劇場まで足をはこんでよかった。
半分ほどのいりではあったが、98座席の劇場のなかもすごくいい雰囲気であった。
エンディング。
クレジットがあがっていくところで客はだれも席を立たない。
作品の良さがみるものをそのようにさせずにおかなかったのだろう、と思う。
じつのところ、僕が「長澤まさみ」という女優の演技をみるのは本作がはじめてだ・・・ と思い込んでいたが、この記事を書くにあたって、念のために検索してみたら、「黄泉がえり」と映画版「世界の中心で、愛をさけぶ」はみたことがあることに気づいた・・・ ぜんぜん印象に残っていないや・・・
基本的にテレビをみないし、レンタルで映画やテレビドラマをみる機会もそれほど多くはない僕には、名前は知っていても、動く姿をみたことのない芸能人はたくさんいる。
今回本作で「長澤まさみ」をみて、(魅力的な人だ・・・)と思った。
いい俳優さんじゃないか。
うん。
いい。
そして、「木村文乃」さん・・・
あらためて いいなぁ・・・
ほんと、いいなぁ。。。。
『ボクたちの交換日記』予告編
http://www.youtube.com/watch?v=IivpzmY8CQg
http://www.youtube.com/watch?v=3h-Xz7O4EFw