■映画「夕凪の街 桜の国」をみた。
映画「夕凪の街 桜の国」をDVDで再見した。
公開:2007年、118分
先日、ある本を探すために段ボール箱をあけた。
箱のなかに こうの史代『夕凪の街 桜の国』(双葉文庫)がはいっていた。
ひさしぶりに読み直した。
映画を再見したくなった。
9月22日夕刻、すこし精神的にゆとりができた。
本作を視聴しようと思った。
すぐにツタヤにいって、DVDをレンタルしてきた。
さっそく視聴した。
映画をみて僕がいだいた感想の核心にふれるところには言及したくない。公開するブログの記事のなかでそこにふれたくないというだけでなく、そもそもそれを文章化することさえしたくない。
それが僕の感想である。
感想の核心を文章化したくないという感想は、初見時とほとんどかわっていないと思う。
初見時とほとんど同じ感想を再見時にもいだいた、ということをここに記録しておく。
なお、僕が「夕凪の街 桜の国」にふれた順番と時期はつぎのとおり。
2009年秋頃 映画
2009年11月 原作
2012年9月 原作
2012年9月 映画
原作を読んだ経験をあいだにはさんでの今回の映画の再見であった。
今回映画を再見して、「桜の国」における登場人物のセリフ(原作にあるセリフの引き写し)に強烈な違和感をいだいたのが、どのセリフにそういう違和感を感じたのか、ということも、いまは公開するブログの記事のなかではふれたくはない、と思った。
俳優の演技とか、演出とか・・・についても思うことはある。
が、そういうところにも言及する気はない。
本作をみての感想に属することをひとつだけ。
この写真… この洋服・・・
それらが特定の個人にとっては大切な思い出の品になる。
そういうものの大切さ、そういうことの繊細さを忘れたくはないと思った。
以上。