■映画「踊る大捜査線 THE MOVIE」をみた。
映画「踊る大捜査線 THE MOVIE」をDVDで視聴した。
出演:いつものメンバー、それに、「木村多江」、ほか
公開年:1998年
僕は本作をこれまでに何度も視聴したことがある。
今回僕が本作を再見したのは、「THE MOVIE 3」を視聴するにあたり、それに先行する作品群を視聴しておきたいと思ったからである。
「THE MOVIE 3」に先行する作品群を視聴する作業の一環として、今回、本作「THE MOVIE」を視聴し直したのだが、今回の再見のまえに、本作に先行するTVシリーズ本編も視聴しておいた。
で、今回本作を再見して気がついたこと。
それは、オープニングのタイトルバックの映像の諸断片、および、エンディングのクレジットでうつしだされるモノクロ写真の数々は、本作に先行するTVシリーズ本編、スペシャルドラマのシーンである、ということだ。
本作に先行するTVドラマ群を視聴しておいたことによって、本作の人間関係や登場人物のセリフの細部の意味も理解できた。
うえに述べたように、最近、僕は「踊る~」シリーズをシリーズの最初のほうから視聴している。
その感想記事をこのブログにも掲載してある。
その記事でも述べたことだが、ぼくは「踊る~」のTVシリーズ本編を視聴したことがなかった。
「THE MOVIE」は何度も視聴してきたが、僕は「THE MOVIE」に先行するTVドラマをまともに視聴することなしに、本作を繰り返し視聴していたのだ。(僕は本作を劇場で初見したはずだ。)
やはり、シリーズものは順番に視聴しないとダメだな、と思った。
とくに、「踊る~」のように各物語の連続性がたもたれている作品においてはそうだ。
「室井」の苦悩のような、作品のテーマに直接かかわる部分の意味の理解にあたってそうだ、というだけでない。
おまけ的な部分、たとえば、本作冒頭の、湾岸署と勝どき署との、川をはさんでの縄張り争いなどは、TVシリーズの知識がないと、ただのどんちゃん騒ぎにしかならない。
まえもっての知識がなくても、それなりに楽しめるとしても、それはそれなりの楽しみでしかない。
で、感想。
本作、楽しかった。
そして、「いかりや長介」。
すばらしい俳優だったんだなぁと、いまさらではあるが、気がついた。
次は「THE MOVIE 2」を視聴する。
「THE MOVIE 3」の視聴はそのあとだ。
「THE MOVIE 3」のまえに、「係長 青島俊作」というのもある。
ゆっくりみていこうと思う。