■TVドラマ「踊る大捜査線」をみた。
TVドラマ「踊る大捜査線」をDVDで視聴した。
今回の本作の視聴がぼくにとっては本作の初見である。
DVDは全部で6枚。
視聴した日付はつぎのとおり。
2011年12月11日と12日(第1巻、2巻、3巻)、13日(第4巻)、17日(第5巻、6巻)。
僕は「踊る大捜査線 THE MOVIE」は劇場で初見し、その後、一度か二度はテレビ放送で再見したと思う。
「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」はテレビ放送で一度だけ視聴したことがある。
(さらに、スピンオフ作品の「真下正義」と「室井慎次」はDVDでそれぞれ一度ずつ視聴したことがある。)
しかし、「踊る大捜査線」と題するTVドラマ・映画の初出シリーズたる本作を、僕は視聴したことがなかった。
本作のいくつかの断片は僕の目にも触れたことがあるのは確かだが、とてもではないが、本作を視聴したとはいえないような目の触れかたしかしていない。
「番外編」とか「××スペシャル」とかという副題をもつ、「踊る~」シリーズのスペシャルドラマのいくつかは、その断片を視聴したことがあることは確かだが、「踊る~」シリーズの一部としての位置づけでは視聴していない。
僕は「ウッチャンナンチャン」の「内村光良」に好印象を持っているということをこのブログにしるしたことがあるが、「内村光良」に興味を持った僕が「内村光良」の出演しているテレビ番組を視聴するなかで、「踊る大捜査線」に刺激をうけたコントなどを目にする機会が何度もあった。
僕は本作のパロディーをつうじて、そのオリジナルとしての本作のイメージを頭のなかに作り出していたわけであり、本作は僕にとっては《名前は知っているが、読んだことのない有名作品》であった。
今回、本作を初見しての感想をひとことでいえば・・・
「名作だ」
このひとことにつきる。
なにか気のきいた感想をしるしたいところだが、ぼくとしてはもっと本作の余韻をゆったりと楽しみたい。
以下は乱雑なメモの乱雑な抜粋。
現場のことを知らない自分に悔しさ、むなしさを感じている「室井」にたいして、「たたきあげのもの同士、つもる話もあるので」というセリフが投げかけられる。
室井の「絶対に上にいってやる」というセリフは第3話の末尾ではじめて登場する。
DVD第4巻(第6話と第7話)については。
雪乃さんと真下のかかわりがここで生じた。
和久さんの「正しいことをしたければ、えらくなれ。」というセリフは、この事件のときに出てきた。
室井への「警視総監になってね。」というすみれさんのセリフとか。とか。とか。。最高に刺激的。
それ以降では。
室井「私は所轄の現実をよく知らない。上に立つ人間ではないのかもな」というセリフ(青島との会話のなかで)。
エンディングのタイトルバックの末尾で「青島」がうしろを振り返り、突然走り出す。
あれは湾岸署の仲間たちにうしろから追いかけられていたのだね。
このことが最終話にながれるタイトルバックであきらかにされる。
すばらしい演出。
本作は、おりをみて何度も再見したいと思う、大切な作品だ。
初見を終えて、僕はそう思っている。