■アニメーション映画「魔女の宅急便」をみた。
アニメーション映画「魔女の宅急便」のDVDをみた。
脚本、監督:宮崎駿
挿入歌:「ルージュの伝言」「やさしさに包まれたなら」(荒井由美)
1989年、102分
僕は本作をこれまでに何度も視聴したことがある。
今の時期に僕が本作を視聴しなおしたのは、落ち込むような出来事を告白するつぶやきの末尾に「元気です」をつけるという遊びが数ヶ月前にtwitterで大喜利のように展開したことがあり、それが楽しかったからである。
また、僕自身、新しい仕事について、「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」というセリフをつぶやきたくなることがおおかった、という事情もある。
(なお、僕は本作に流れる「やさしさに包まれたなら」(荒井由美)と「風の丘(海の見える街)」が好きなのだが、これらを久しぶりに本作でききたくなったということもある。)
で、僕は本作をすぐに視聴したいと思っていたのだが、レンタルショップではいつも本作が貸し出し中で、なかなかレンタルできずにいて、視聴するのが今の時期になってしまった。
今回視聴し直しての感想。
楽しかった。
忘却していたシーンを思い出した。
それと、音楽っていいな。
でも、ひとつ疑問。
飛行船にぶら下がった「トンボ(コポリ)」のことは町の人のおおくが心配していたが、飛行船の乗員にたいする心配は誰もしていない。
僕はこのことを不思議に思った。
コントロールがきかなくて、ガスも抜けているらしい飛行船には、墜落の危険があるんじゃないかなぁ。
今回の感想はそんなところ。
この記事の最後にメモをひとつだけ。
(本作の末尾に登場する、「キキ」から「お父さん、お母さん」への手紙の文面の一部)
お父さん、お母さん
お元気ですか。わたしもジジも
とても元気です。仕事の方も
なんとか軌道にのって、少し
自信がついたみたい。
落ち込むこともあるけれど
私、この町が好きです。
町の人たちは、とても良くしてくれ
ます。それに、すてきな友達も
(以下略)
「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」という、ときに人口に膾炙するセリフは、本作には文字通りにこのままのかたちでは登場しないことに今回気がついた。