■連続テレビ小説「カーネーション」第1週(「あこがれ」)をみた。
連続テレビ小説「カーネーション」の第1週(第1回から第6回)を録画で視聴した。
出演:尾野真千子
第1週タイトル:「あこがれ」
放送日:2011年10月3日(月)から8日(土)
番組公式サイト:
(http://www9.nhk.or.jp/carnation/)
本作の物語は大正13年(1924年)9月、だんじりの日の早朝にはじまる。
舞台は大阪の岸和田。
主人公の名前は「小原糸子(おはらいとこ)」。小原呉服店の長女である。
「糸子」は大正14年(1925年)正月に、神戸にある母方の祖父母の家で洋服たるドレスをはじめて目にする。
大正13年14年時点の「糸子」(11歳)を演じたのは「二宮星」さん。
今週の最終日(第6回)の末尾で物語は昭和2年(1927年)に移動し、主人公「糸子」を演じる俳優として「尾野真千子」さんが本格的に登場する。
以上は私的なメモ。
僕は今週の放送の録画を一気見したのだが、途中で飽きることがなかった。
一箇所だけ(やめてくれ)と思ったのは、第1回の冒頭、11歳の糸子が手縫いで裁縫をし、長じた糸子が足踏みミシンで裁縫をしながら、一緒に歌を歌うシーン。
その歌声を耳にして、苦笑を禁じ得ないというか、(もうやめてくれ)と思ったというのが正直なところ。
この記事を書くためにその箇所を見直しているのだが、この歌声をきくと、自分を定位できないフワフワ感におそわれる。
今週分についてのおおざっぱな感想を述べるとすれば・・・
僕はこういう雰囲気のドラマ、けっこう好きだ。
「糸子」の母親の「千代」(麻生祐未)、父親の「善作」(小林薫)、および、かれらをとりまく人々の、どこか間の抜けた感のある性格の造形が、なんか楽しい。
「男子の務、女子の務」とかいう修身の授業のシーンには心底うんざりするが、物語の展開上しかたない。
僕は本作の放送を毎週録画にしてあるから、たぶん、第2週以降もみると思う。