新編 膝枕

智に働きたいと思いながら、なんかやってます。

■テレビドラマ「彼女との時代」(内村光良監督、1998年)をみた。(その1) ~本作にかんする個人的な思い出の記録~

ウッチャンナンチャン」の「内村光良」が監督をし、1998年にテレビ朝日系列で放送されたテレビドラマ「彼女との時代」を、YouTubeによって再見することができた。(再見したのは2011年8月13日のことだ)


冒頭から僕の超個人的な思い出の披露になるが、本作は、僕がウッチャンナンチャンの「内村光良」に好感を抱くきっかけとなった作品である。

《好感を抱く》というのは、つぎのようなことによる。

内村光良」ファン、あるいは《お笑い》に強い関心をもつかたがたには不愉快に感じられる表現になるかもしれないが、僕の正直な印象をのべるとすれば、「ウッチャン」こと「内村光良」についてその当時の僕は「バラエティ番組にでてくる、ただのお笑い芸人」としか思っていなかった。

しかし、本作を視聴した僕は、「内村光良」という芸能人はこのようなドラマを生み出す感性の持ち主なのだ、ということを知って、《人間 内村光良》に興味をもったのである。

もうひとつ、僕の超個人的な思い出の披露になるが、本作を視聴して猛烈に感動した僕は、この番組の放送日時と出演者、役名をノートに書き残して、ことあるごとに本作の映像を頭のなかにうつしなおしては感動をあらたにし、再放送あるいはビデオでの発売がないものかと、ひそかにチェックしていた。

(いまは、そのノートが手もとにないので、その記載内容をこの場にひきうつすことはできない。)

* * *

まず、本作の作品情報を、インターネットで検索してヒットしたサイトからのコピペというかたちで、ここに紹介しておく。なお、下で引用したサイトにはしるされていないが、「内村光良」監督自身も本作に出演している。

彼女との時代(1998)

メディア TV

放映日 1998/04/11

放映時間 24:40~25:46

放映曜日 土曜日

放映局 テレビ朝日

製作国 日本

監督:内村光良

原案:福田卓郎

脚本:内村光良、小原信治

出演:水野美紀中村俊介、高橋卓、岡田理江

(出典URL:http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=87995

* * *

もうすこし僕の思い出をここにかきとめておくことにしよう。

僕が本作を初見したのは、僕が沖縄に住んできたときだ。

アンテナ線の引き込まれていない部屋に住んでいて、ゆえにテレビはあってもテレビ放送が視聴できない状態にいる時期をながくもっていたことがある僕も、その当時はアンテナにつなげた状態のテレビを所有していて、深夜に放送されたこのドラマをそのテレビで視聴した。

そのときから僕はそのときどきに人口に膾炙するようなテレビ番組や芸能人、芸能界におこった出来事などへの無関心の度合いが強かったのだが、なぜか、日本テレビの「ウッチャンナンチャンウリナリ」から登場した「ポケットビスケッツ」が好きで、たぶんそれをつうじてのことだと思うが、「ウッチャン」こと「内村光良」のことは知っていた。

新聞のテレビ欄におそらくは「監督 内村光良」としるされているのを、これまたおそらくだが、番組の放送直前ぐらいにたまたま目撃して、本作の視聴を目的にテレビをつけたように記憶している。

(この記事をかきながら、すこし詳細な記憶がよみがえってきた。「直前」といっても、「数分前」というような直前ではなく、自炊で食事の用意をするぐらいの時間をあいだにはさむぐらいの直前だ。このドラマの放送がはじまるまでにテレビの前にすわることを目標にして、いそいでご飯をつくったような記憶がある。)

そして、上述したように本作に猛烈に感動した僕は、インターネットで「監督」としての「内村光良」のことをしらべて、ほかならぬ「内村光良監督」の作品の情報をまとめたサイトがあることを知り、そのサイトをちょくちょくチェックしていた。(僕はそのサイトの掲示板に書き込みをしたこともあるような気がする。)

この記事を書くために久しぶりに検索してみたら、そのサイトがまだ存続していた(掲示板もまだ存続していた!)ので、ここにリンクをはって、紹介しておく。

内村監督

http://www2.nsknet.or.jp/~ngr/index.html

* * *

以前、僕はこのブログの記事のなかで本作に言及したことがある。

その記事へのリンクもはっておこう。

■映画「時をかける少女」(2010年版)をみた。

(掲載日:2010年12月7日 (火))

なぜ僕がここで自分の過去記事への内部リンクをはるかといえば、僕が本作についての記憶をほかならぬ「今」よみがえらせ、本作の情報を検索し、その結果YouTubeに本作の動画があることをしって、本作を再見するきっかけになったのが、僕がこのブログに書いた「時をかける少女」の感想記事だからである。

話をすすめる前に、つぎのキャプチャ画像をはりつけておこう。

Kanojotonojidai

この画像はこのブログのサイドバーに設置した「検索フレーズランキング」である。

キャプチャしたのは、本日(=2011年8月13日)表示されてきたランキングであるが、「5位」に「内村光良 彼女との時代」がある。

このキーワードの組み合わせによる検索でヒットするような文章を僕がこのブログに書いたからこそ、これによって僕のブログにやってきたかたがいるわけであるが、実のところ、このブログでこの作品に言及したことがあることを、僕自身が完全に忘却していた。

どの記事で僕がこの作品に言及したのか調べるために、そして、検索サイトでは僕のブログがどのような位置に表示されてくるのか知るために、僕自身がこのキーワードで検索する過程で、本作のYouTube動画がでてきたのだ。

いやぁ、嬉しかったなぁ。

これらの動画がYouTubeにアップロードされたのは2010年8月15日だ。

いつのことであるか、ここ2年前後以内のことであることはほぼはっきりしているとはいえ、それ以上の細かな時期の限定はできないが、僕はこの作品の情報をもとめて、インターネットで検索をしたことがある。そのときに見つけた動画は、本作のおわりのほうにある、「コウイチ」がふるい8ミリフィルムを映写機にかけ、そこに「アキ」の姿をみて、涙するシーンだけのもので、それはあるデータベースサイトにはりつけられたものであった。

アップロードから一年ほど経過しているとはいえ、このYouTube動画の存在に気づくことができてよかったぁぁ。

【8月14日追記】

この記事を掲載したあとにブックマークをみたら、つぎのサイトを登録してあることに気がついた。うえにしるした「あるデータベースサイト」とはつぎのサイトであるようだ。(いまこのサイトにはりつけられているのは、別の動画、つまり、こんかい本作の再見を僕にさせてくれたYouTube動画である。)

彼女との時代 - ドラマ詳細データ - ◇テレビドラマデータベース◇

http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-32710

(追記おわり)

* * *

僕は本作にはお金を払って視聴する価値があると思うのだが、残念ながら、現時点では、本作を収録したソフトは発売されていないようだ。

法律論的なこと、道義的なことには今回はあえて《鈍感》になって、本作のYouTube動画をこの記事にはりつけておくことにした。

こうするのは、この記事を目にされた読者のみなさまへの便宜をはかるためであるし、僕自身の再再見が簡単になるようにするためである。

なんの役にもたたないことを承知のうえで、(いろいろと、ごめんなさい)という内言をそとにあらわしておく。

* * *

◆彼女との時代 1

http://www.youtube.com/watch?v=Jh18HAN1Nis

◆彼女との時代 2

http://www.youtube.com/watch?v=Jbntmb1JIhc

◆彼女との時代 3

http://www.youtube.com/watch?v=zq_ziKoeM-c

◆彼女との時代 4

http://www.youtube.com/watch?v=cFkciV-nkQs

◆「彼女との時代」ラストの病院の部分+スタッフロール

http://www.youtube.com/watch?v=Cqnqqnr1FsQ

* * *

再見をして、本作にいくつもの《あら》をみいだしつつも、あらためて(いい作品だなぁ)と感じた。

本記事は「その1」として、本作にかんする僕の思い出をしるし、付録的に本作の動画をはりつけるにとどめたが、いずれは本作についての感想記事を「その2」としてまとめることができたらよいなぁ、と考えてはいる。

いまのところは以上で終了。