新編 膝枕

智に働きたいと思いながら、なんかやってます。

■映画版の「世界の中心で、愛をさけぶ」をみた。

映画世界の中心で、愛をさけぶ」 のDVDをみた。

※この記事であつかうのは映画版の「世界の中心で、愛をさけぶ」であることを、明記しておきたい。



 出演:柴咲コウ長澤まさみ、ほか
 監督・脚本:行定勲
 2004年、138分



まずはじめに、僕は TV版「世界の中心で、愛をさけぶ」に先行する映像作品として 本作には敬意を表したいとおもう。


TV版の主題歌である「かたちあるもの」をうたい、作詞にもくわわった柴咲コウも、映画版への出演がなければ、あの歌詞を生み出すことはなかったであろうことを考え合わせると、繰り返しになるが、TV版に先行するものとしての本作には多大なる敬意を表したい。何度敬意を表しても、表しすぎることはあるまい。



この映画の原作である片山恭一世界の中心で、愛をさけぶ』(小学館)の初版発行は、今僕の手元にある原作本の奥付によれば、「2001年4月20日」である。(ちなみに僕の所有するのは2004年6月20日第28刷)

僕の所有する本に巻かれた帯には「5月8日東宝系ロードショー」としるされている。



無数のファクターが絡み合いながら成立する…映画はそんな総合芸術なのだろうと思う。