■「電車男」をみた。
映画 「電車男」 のDVDをみた。
今回が初見である。
ひたすらに楽しいエンターテイメントであった。
僕がこの作品をレンタルしてきたのは「木村多江」がめあてであった。
出演者をクレジットにあがってきた順番に記すと…
山田孝之、中谷美紀、国仲涼子、瑛太、佐々木蔵之介、木村多江、岡田義徳、三宅弘城、坂本真、ほか。
監督:村上正典
製作年は2005年。
TV版「世界の中心で、愛をさけぶ」 では自転車で走りまくっていた「山田孝之」が、ここでも走りまくっている。
設定がそもそもバーチャルなのだが、山田孝之と中谷美紀の声のかぶせ方に、ふわふわしたバーチャル感たっぷり。
ネタバレになるかもしれないが、新作ではないから、ま、許されるかぁ、とおもってしるすと、最後は《夢落ち》におわる。
立派な再生装置でこの映画の音声をきけば、もっとはっきりするのだろうが、物語が進むにつれて、セリフの音声のバーチャル感はだんだんと薄れてくるように感じた。が、どうも気になるフワフワ感…
(まさか、まさか)とおもいつつ、エンディングをまっていたら……「定期入れ」のところで現実に戻った……
たったいまウィキペディアで「夢落ち」の項目をみてみたら、「夢落ち」はネガティブな意味あいで使われることもある、といった旨の記述があった。
しかし、この作品に関しては、僕は《夢落ち》でなんの不満も感じなかった。
山田孝之演じる「電車男」をみまもる人たちのセリフと仕草がとにかく楽しい。
お菓子を食べながらパソコンに向かう「木村多江」とか、エプロン姿で料理を用意している「木村多江」をみれたのがよかった。
つぎは「大奥」でもみようか。
僕は「大奥」シリーズはまったくみたことがないのだが、「大奥」には「木村多江」だけでなく、「松下由樹」もでていることはしっている。
……
こんな生活がそう長く続くわけではないけれども
……
映画は楽しい。