新編 膝枕

智に働きたいと思いながら、なんかやってます。

■「電車男」をみた。

映画 電車男 のDVDをみた。

今回が初見である。

ひたすらに楽しいエンターテイメントであった。


* * *

僕がこの作品をレンタルしてきたのは「木村多江」がめあてであった。

出演者をクレジットにあがってきた順番に記すと…

山田孝之中谷美紀国仲涼子、瑛太、佐々木蔵之介木村多江岡田義徳三宅弘城坂本真、ほか。

監督:村上正典

製作年は2005年。


* * *

TV版「世界の中心で、愛をさけぶ では自転車で走りまくっていた「山田孝之」が、ここでも走りまくっている。

設定がそもそもバーチャルなのだが、山田孝之中谷美紀の声のかぶせ方に、ふわふわしたバーチャル感たっぷり。

ネタバレになるかもしれないが、新作ではないから、ま、許されるかぁ、とおもってしるすと、最後は《夢落ち》におわる。

立派な再生装置でこの映画の音声をきけば、もっとはっきりするのだろうが、物語が進むにつれて、セリフの音声のバーチャル感はだんだんと薄れてくるように感じた。が、どうも気になるフワフワ感…

(まさか、まさか)とおもいつつ、エンディングをまっていたら……「定期入れ」のところで現実に戻った……


たったいまウィキペディアで「夢落ち」の項目をみてみたら、「夢落ち」はネガティブな意味あいで使われることもある、といった旨の記述があった。

しかし、この作品に関しては、僕は《夢落ち》でなんの不満も感じなかった。

山田孝之演じる「電車男」をみまもる人たちのセリフと仕草がとにかく楽しい。

お菓子を食べながらパソコンに向かう「木村多江」とか、エプロン姿で料理を用意している「木村多江」をみれたのがよかった。

つぎは「大奥」でもみようか。

僕は「大奥」シリーズはまったくみたことがないのだが、「大奥」には「木村多江」だけでなく、「松下由樹」もでていることはしっている。


……

こんな生活がそう長く続くわけではないけれども

……

映画は楽しい。