新編 膝枕

智に働きたいと思いながら、なんかやってます。

■「交渉人 真下正義」をみた。

映画 交渉人 真下正義 のDVDをみた。

お目当ては ユースケ・サンタマリア

昨年末の記事でも俳優「ユースケ・サンタマリア」に少し言及したのだが、僕は「ユースケ・サンタマリア」に感動している。


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最近になって僕はレンタルDVDを中心に映像作品をたくさん見るようになっているが、これまで僕は映画館に足をはこんだことはほとんどない。皆無ではないが、ほとんどない。だって、人が多いところは疲れるから。かといって、DVDやらビデオやらを借りてきて休日に映画三昧などということもしたことはない。基本的にテレビも見ないので、今話題になっているテレビドラマもしらない。満員電車に乗らなくなってからは、つり広告を通じて今の旬のアイドル、俳優の名前を知ることもなくなった。

僕の今のレンタルDVDの選択は、以前話題になったことが記憶に残っている作品、お気に入りの俳優が出ている作品…といった程度である。新作は、レンタル料金が高いので、まずは除外(昨日記事にした映画「おと・な・り」は新作だが、「麻生久美子」がどうしても見たかったから借りた。これは例外)。

交渉人 真下正義」が「踊る大捜査線」のスピンオフ作品である、ということだけ知っていた。昨夏に「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」をはじめてテレビでみて、「ユースケ・サンタマリア」演じる「真下」が交渉人になったことをしった。真下と雪乃さんがその後どうなったのかな、と気になっていた。


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楽しいエンターテイメントであった。

ストーリーの破綻とか何とかいうのはどうでもよいとおもう。

たのしかった。

それにこの監督の作品って、おかしなかたちで人が死んだり、けがをしたり…ということがないからすごく安心。

映像の切り取り方もワクワク感たっぷり。

寺島進」がいい場所にいる。すごい存在感だ。

雪乃さんの「水野美紀」の出番は少なかったけれど、満足。

深津絵里(すみれさん)と織田裕二(青島)が名前しか出てこなかったのは少し残念。

でも、「THE MOVIE 3」が制作されるというから、それを待つことにしよう。

あと、この作品には「八千草薫」も出演。

クレジットの最後では、「真下」と「雪乃さん」が前面に、観客が背景に、四コマ風に描かれるのがきれいだった。指輪をはめて、腕を組んで、幸せそう。

あと、これは余談かもしれないが、「真下」の上司である「室井」が「責任は自分がとる」というセリフ。

いいよね。

口先だけ「責任は自分がとる」といっておきながら(あるいは、上と下を調整する立場にありながら)、ことが起こると《会社に来なくなる(かつ、そのままフェードアウト)》(←これ、本当)、《だんまりになる》上役を見てきた人間からすれば、これはとても気持ちがいい。


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俳優ってうらやましいなぁ、とおもうのは、この映画では「西村雅彦」。
俳優の仕事とはいえ、オケの前にたつことができるなんて、すごい役得。

のだめカンタービレ」の「玉木宏」なんて、ウィーン楽友協会の大ホールだよ。

石井正則」(この映画にも出てくる)も「のだめ」でオケをふったなぁ。

うらやましすぎる。