新編 膝枕

智に働きたいと思いながら、なんかやってます。

■映画「半分の月がのぼる空」をみた。~予告編~(感想文・その1)

映画「半分の月がのぼる空」のDVDをみた。

 

 

監督:深川栄洋

脚本:西田征史

出演:池松壮亮忽那汐里大泉洋

公開2010年

↓この映画の公式サイト

ホーム:半分の月がのぼる空

http://www.hantsuki-movie.com/

* * *

 本作はとてもよい作品だ。だから、僕は少し長い感想文をこのブログに掲載しようと思う。

いまのところ、僕の感想文はつぎの構成をもつ予定である。

作品情報

総論的感想

物語の展開する時代(年代)、および作品の構成―ストーリーの紹介をおりまぜながら―

 時代(年代)

 時代(年代)特定の根拠

 本作の構成~《ひねり》にかかわることを中心にして~

《演出ミス》、および僕がそう断じた根拠

 演出ミス(1)~「夏目」の手に本がなかったり、あったり~

 演出ミス(2)~カバーのはずし方~

 これらの演出ミスについての感想

本作の名作性~名場面の紹介・箇条書きに~

 名作性0~学園祭の演劇、それに付随する出来事~

 名作性1~演劇の台本とそれ以降のふたり(その1)~《一瞬でもながく一緒にいる》~

 名作性2~演劇の台本とそれ以降のふたり(その2)~上弦の月

 名作性3~演劇の台本とそれ以降のふたり(その3)~キス、鐘の音、ライト~

 名作性4~双眼鏡~

 名作性5~『銀河鉄道の夜』を何度もよむ裕一。裕一と里香の朗読し合い。そしておまじない~

 名作性6~「命令」 忽那汐里!~

 名作性7~医師になる決心を里香につげる裕一。二浪して医学部へ~

 名作性8~里香の不穏を暗示する舞台袖~

 名作性9~妻の死を暗示する雨の日のカーテン~

 名作性10~台所の水の音~

 

とうぜんながら、この構成は変更される可能性をもつ。とくに、「名作性」の項は暫定的な性格がつよい。

感想文の完成にはもうすこし時間が必要である。急ぐ必要もないが、かといって、この名作をみた感想を内緒にしておくのも、なんとなく都合が悪い。

そこで、今僕が考えている感想文のあらましだけを、構成の提示というかたちで紹介しておくことにしたのが、予告編と副題をつけたこの記事である。

 

【追記】(追記日:2011年2月16日(水))

「予告編」と副題をつけたこの記事をこのブログに掲載したのは1月17日である。それからほぼ1ヶ月たった2月半ばに、放置してあった感想文の原稿に手をくわえて、「前編」「後編」と副題をつけた次の記事を公開した。

■映画「半分の月がのぼる空」をみた。~前編~(感想文・その2) (掲載日:2月15日(火))

■映画「半分の月がのぼる空」をみた。~後編~(感想文・その3) (掲載日:2月16日(水))

 

公開した感想文の構成はつぎのとおり。

1.作品情報

2.総論的感想

3.主要登場人物と役者の対応

4.物語の展開する時代(年代)、および作品の構成

      ――ストーリーの紹介をおりまぜながら――

 4.1.時代(年代)

 4.2.時代(年代)特定の根拠

  4.2.1.「1993年」の根拠

  4.2.2.医学部入学を1996年4月(医学部卒業を2002年3月)とみなす根拠

  4.2.3.《現在》の年代の特定が不可能な理由

 4.3.作中の出来事の展開する年代と季節のさらなる特定

 4.4.本作の構成~《ひねり》にかかわることを中心にして~

5.《演出ミス》、および僕がそう断じた根拠

 5.1.演出ミス(1)~「夏目」の手に本がなかったり、あったり~

 5.2.演出ミス(2)~本のカバーのはずし方~

 5.3.これらの演出ミスについての感想

   (以上「前編」に掲載)

6.本作の名作性~名場面の紹介(箇条書きに)~

 6.1.名作性・0~文化祭の演劇、それに付随する出来事~

 6.2.名作性・1~演劇の台本とそれ以降のふたり(その1)

      ~《一瞬でもながく一緒にいる》~

 6.3.名作性・2~演劇の台本とそれ以降のふたり(その2)~上弦の月

 6.4.名作性・3~演劇の台本とそれ以降のふたり(その3)~キス、鐘の音、ライト~

 6.5.名作性・4~双眼鏡~

 6.6.名作性・5~『銀河鉄道の夜』~

 6.7.名作性・6~医師になる決心を里香につげる裕一~

 6.8.名作性・7~里香の不穏を暗示する舞台袖~

 6.9.名作性・8~妻の死を暗示する雨の日のカーテン~

 6.10.名作性・9~台所の水の音~

7.本作の映像の細かさ

 7.1.病院、高校、砲台山の空間的な配置

 7.2.時間の経過の描写

8.つけたし~「あきこさん」のやさしさ~

9.まとめ

謝辞