新編 膝枕

智に働きたいと思いながら、なんかやってます。

■映画 "Le Concert" (邦題「オーケストラ!」)をみた。

映画 "Le Concert" をDVDで視聴した。

(邦題は「オーケストラ!」)


映画『オーケストラ!』公式サイト

http://orchestra.gaga.ne.jp

* * *

2009年製作のフランス映画。

30年前にある事件をきっかけに音楽活動からはなれた音楽家たちが再結集し、モスクワからパリへ行き、演奏会をする・・・

はちゃめちゃな映画である。

映画『オーケストラ!』予告編

http://www.youtube.com/watch?v=jyxtWUsvBBM


パリ在住のヴァイオリニスト「アンヌ=マリー・ジャケ」の役を演じたのは「メラニー・ロラン」という女優さん。

美人!!!

とりわけ「ジャケ」が演奏会のキャンセルを決めたあと。

家をたずねてきた「サーシャ」と会話をするときの彼女がきれいだったなぁ。


Le concert - scene de la répétition

http://www.youtube.com/watch?v=Lm3lCA0oNOk

Le Concert highlight

http://www.youtube.com/watch?v=_UEs0aubxoY

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うえで言及したシーンのあとだが。

両親の秘密をほのめかされた「ジャケ」が「サーシャ」のあとをおう。

そして、「ジャケ」が部屋に戻ってきたシーン。

映像の背景に流れるのがマーラー交響曲第1番の第3楽章。

「ギレーヌ」の置き手紙を読み終え、「ジャケ」自身がマーラー交響曲第1番のレコードを手にとり、プレーヤーにかける。

たしか岩城宏之がこの楽章についてユダヤ人がらみのエピソードをかいていた。

そのエピソードが正しいものなのだとしたら。

そのエピソードを知っているか否かでこのシーンの理解がかわってくるんだろうなぁと思った。

この映画の制作者たちはここでの音楽の選択にどれほどの意味をこめたんだろう。