新編 膝枕

智に働きたいと思いながら、なんかやってます。

■TVドラマ「SPEC」(丙の回、丁の回、戊の回、己の回)をみた。

TVドラマ「SPEC ~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~」の「丙の回」と「丁の回」、「戊の回」、「己の回」をDVD(第2巻と第3巻)で視聴した。


 丙の回 「漂泊の憑依者」

 丁の回 「希死念慮の饗宴」

 戊の回 「堕天刑事」

 己の回 「病の処方箋」

(「丙の回」と「丁の回」はDVD第2巻に収録、「戊の回」と「己の回」はDVD第3巻に収録)

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映像の背後にながれる音楽。

心を揺さぶって、心の底をえぐり取るような音楽。

すごくいい。

僕はこういう音楽が好きだ。

(ちなみに、本作で音楽を担当しているのは「渋谷慶一郎」と「ガブリエル・ロベルト」。)

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音楽関係でもうひとつ。

この作品で僕のツボにはまることのひとつは、「坂本龍一」のアルバム「BEAUTY」のポスターを楽器屋のピアノ売り場に掲示してみせるってこと。

そのピアノ売り場が登場するのは、「病を処方するSPECを持つ者」としての心臓外科医「海野」の回想シーンである。

坂本龍一が好きで、ピアニストになりたかった「海野」は、中学2年生の時に手にケガをし、ピアニストへの夢をあきらめざるをえなかったのだが、あるとき、謎の人間と出会って、その手がなおる。

手がなおるという出来事がおこったのが、ピアノ売り場である。

本作の公式サイトの記述によれば、「海野」は現在35歳。

彼が中学2年生の時は、ちょうど「BEAUTY」が発売されたころなんだなぁ。

個人的な感想だが、「BEAUTY」はいいアルバムです。

おすすめ盤です。

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さて。

「戊の回」と「己の回」には、「病を処方するSPECを持つ者」が登場するのだが、「病を処方するSPECを持つ者」によって心臓に病をもたされることになったのが「里中梨花」。

その母親である「里中小百合」を「西原亜希」が演じている。

西原亜希」が出演している映像作品を視聴するのは今回が初めてではないが、本作の彼女をみて、(いいなぁ)と思った。

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さてさて。

本作のタイトルである「SPEC」。

「凡人にはない特殊能力」としての「SPEC」、およびその持ち主の存在がどんどんあきらかになっていく。

つづきを視聴するのが楽しみなドラマだ。