■「にゃんこ THE MOVIE 4」をみた。
「にゃんこ THE MOVIE 4」のDVDをみた。
ナレーション:綾瀬はるか
2010年
ねこちゃんがたくさんでてくる。
ねこちゃんを飼ったことのないぼくにも、本作に出演しているねこちゃんたちがかわいいと思えた。
本作に出演したねこちゃんたちのほとんどは、人間に大事にされて一生を終えるのだろうとおもう。
すべてのねこちゃんたちが人間に大事にされる境遇に身を置いて欲しいとおもった。
作品そのものについていえば、すこし作りすぎかなぁ、と。
作品の最初のほうのねこちゃんたちは素直にかわいいと思えた。
(とくに僕がいいなと思ったのは武蔵村山市のねこちゃん。小さな女の子と一緒に寝たりしているねこちゃんだ)
しかし、後半になると、ねこちゃんの行動に対する意義づけがあまりにもこじつけ的に感じられてしかたなくて、僕はみるのがつらくなった、というのが正直なところ。
そして、ナレーションの「綾瀬はるか」。
僕が本作を視聴したのは「綾瀬はるか」のナレーションが目当てであった。
息づかいうまいなぁ。
このナレーション録りがおこなわれたのって、いつだろ?
「ホタルノヒカリ2」の第1話をみて、僕は、彼女の発声の場所が深くなったなぁ、とおもった。
「ホタルノヒカリ2」の収録は松本隆とのレコーディングのあとだろうなぁ、その影響で発声がかわったのかなぁ、と僕は勝手に解釈していたんだけれど、本作の彼女の発声も比較的深いところにあるように感じた。
彼女の出演作を制作順にみていけば、この変化の時期がわかるかなぁ、、、というようなことを考えた。
願わくば、人間世界についてのストーリー性のある作品で、人間の複雑な感情を声で表現して欲しいな、と。