■「おっぱいバレー」をみた。
映画 「おっぱいバレー」 のDVDをみた。
主演:綾瀬はるか
今回は「おっぱいバレー」のお話です。
ついに、僕はこの映画を見ました。
いや、記事にするのに照れを感じるタイトルです。
でも、実に楽しい作品でした。
綾瀬はるかの魅力満載。
北海道在住の、とあるブロガー様が高く評価されている彼女の声です。
(彼女の声だけ録音して、毎日きいてもいいなぁ、とおもいます。でも、実行するのには勇気がいりそうです。勇気? いえ、亜紀のことまで思い出してしまいますから。)
それに彼女のあの表情です。
すごく素敵です。
↓ 綾瀬はるかの魅力を動画でどうぞ。
さて、僕がこの作品のタイトルをしったのは、まだ僕が東京にいるときのこと。
JR渋谷駅前を109方面に出てすぐのでかい交差点ちかくにあった小さな書店の店頭に、この文言をみました。
通りすがりにチラ見しただけですが、実にはずかしいタイトルでした。
けっこう好きです、ということは正直に告白しますが、この文言が何を意味するのか、近くによって、その店頭のプロモを確かめる勇気は出ませんでした。
その後、クラシック音楽関連のHPを運営されている方の日記的記事のなかに、「おっぱいバレー」を映画館に見に行った、と書かれているのを読みました。
「おじさんとしてははずかしかった」とか、「意外にも館内には若い女の子がけっこう多かった」とかとしるされていたのを覚えています。
これによって、ぼくはこのタイトルの映画ができたことをしり、非常に興味をもちました。
そのときの僕がぜひこの映画をみたいと思った、ということは正直に告白しますが、じつに照れますね。
この映画の制作にかかわったスタッフの勇気には、敬意を表したいと思います。
映画「おっぱいバレー」の存在を知った時点での僕は、主演の「綾瀬はるか」のことはとくに意識にのぼりませんでした。
「綾瀬はるか」というアイドルというか、女優というか、そのときには、なんというのかわかりませんでしたが、ともかく、そういう芸能人がいることは、さすがの僕も知っていました。
でも、(綾瀬はるかが出演しているからこそみたい)とは思わなかった、ということも正直にしるしておいてもよいでしょう。
それが、今の僕は、《綾瀬はるかがでているからこそ、この作品をみる》までにかわりました。
これもひとえに、綾瀬はるかの魅力を紹介されている、北海道在住の、とあるブロガー様のおかげだと思います。
作品の内容については、僕の涙腺がゆるんだシーンだけ記録しておくことにいたします。
綾瀬はるか演じる美香子先生は、中学時代に、ある先生に会います。
その先生は美香子に教師をめざすきっかけをあたえてくれました。
美香子の恩師です。
美香子は恩師の墓参りのときに恩師の妻に会い、恩師の家に行きます。
恩師の部屋は在りし日のままに保たれていました。
そこで美香子が目にし、また恩師の妻からきかされるのは、恩師がいかに生徒思いであったかということ。
文学好きの恩師は美香子のために本気で本を選んでいたんですね。
「わすれもの」、なんてことをいって。
言葉にしない思いやりですね。
ここでつぎの言葉を思い出しました。
これは、いま手元にその本があるので、正確に引用します。(学術書の「あとがき」中の文章です)
もちろん、今までお世話になった先生方のお名前をこういうところに記して、謝意を述べることが礼儀であるとはわかっているのだが、あえて私なりの想いがあって、それはしないでおきたい――簡単に言葉にできない想いがある。そして、言葉にしなくても感謝の想いが伝わる人を私は知っている。
僕が考えることをひとつだけつけくわえるとすれば、大切なことであればあるほど、言葉の選択には慎重になる、ということです。
これは完全な蛇足ですが、田宮の「6輪のティレル」の箱が登場したシーンにはびっくりしました。おもわずDVDをとめて、その部分を静止画面にして確認してしまいました。
それに、作品の要所要所であの時代の音楽がながれてきて、すごくうきうきしました。(僕はその時代のオンタイムの世代ではありません。念のため。)