新編 膝枕

智に働きたいと思いながら、なんかやってます。

■TV版「世界の中心で、愛をさけぶ」をみた。

はじめて「世界の中心で、愛をさけぶ」をみた。 しかも一気見した。


僕は原作の小説は読んでいない。
映画版もテレビ版もみていない。
文字通り、そのワンシーンさえも目にしたことがない。

せいぜいが、書店の店頭に平積みにされた原作本の表紙とレンタルビデオ屋にならんだパッケージが目に触れた程度だ。


北海道在住の、とあるブロガー様が記されているTV版「セカチュー」記事をみて、
(…いいドラマがあるらしい…)とおもっていた。
(…綾瀬はるかの声がいいのか…)とおもっていた。
(…セカチューを見ると壊れるのか…)とおもっていた。


テレビ放送から5年。

どうして、いまになって、この時期に、このドラマを見ようと思ったのかは、おもいだせない。

(近所のツタヤで今月はDVDレンタルが1枚100円なのだ。まとめ借りをしようとして手にしたものの一部がTV版「セカチュー」だった)



具体的な内容には触れたくない。
泣くまい、という思いで精一杯。


何カ所かでくりかえされるつぎのやりとり。

亜紀 「朔はいい人だよ」
父親 「きっと、そうなんだろうな」


そして、朔に直接いった次の台詞。

父親 「おそらく、君はいいやつなんだろうな」


父親(三浦友和だ)の気持ちがわかるよ。



最終回のエンディング。

防波堤で三浦友和が妻といっしょに俵型の「かにクリームコロッケ」を食べているシーンに、「泣くまい」の思いが壊れた。