■「MR. BRAIN エピソード 04 - 05」をみた。
TVドラマ 「MR. BRAIN エピソード 04-05」 のDVD(第3巻)をみた。
このドラマは、僕が「木村多江」を知るきっかけとなった作品である。
今回見たのが「エピソード 04-05」であるというのも、ここに 「木村多江」 がゲスト出演しているからだ。
僕は基本的にテレビを見ないが、まれに、目的もなくテレビをつけることがある。
その「まれに」で、このドラマの、「木村多江」 が出演している回をみてしまったんだな。
僕にとってはうれしい偶然であった。
ちなみに、「エピソード 04-05」は、作曲家「八木仁」の名前が事件の展開の中心である。
木村多江の弟が楽譜に「ド・ミ・ラ・レ」の音符を書き記した。和名では「ハ・ホ・イ・ニ」。これが真犯人の「八木仁」につながるわけだ。
音楽好きには実に興味深い話題なのだが、肝心のドラマの出来としてはいかがなものか…
というのは、まぁ、よい。
これは 「木村多江」 を見る作品だ。
僕が初めて見た「木村多江」は、この「ハ・ホ・イ・ニ」事件の末尾、真犯人の「八木仁」から自供がえられ、事件の真相が明らかになったあとでのこと。
薄暗い取調室(?)で脳科学者・九十九たちから真相を語るよう迫られるシーン。
ここまでの「木村多江」は「自分が犯人だ」といっていて、それがひっくり返されるわけだが…
ものすごく美人…。
実に魅力的な人…。
それが 「木村多江」。
僕はこの「ハ・ホ・イ・ニ事件」における「木村多江」を全部見たくてこのDVDを借りてきたわけだが…
「木村多江」をみれてよかった。
刑事たちにすっとぼけたふりをする前半の木村多江、回想シーンのなかで弟の優を見守る木村多江。
とくに、後者の、優しさと憂いの微妙にまじりあったあの表情…
「木村多江」を教えてくれてどうもありがとう。
最近になって、TV版「世界の中心で、愛をさけぶ」で僕がその魅力を知ることになる「綾瀬はるか」もいる。
せっかくすばらしい女優さんたちに出演してもらっているのだから、制作者は彼女たちの魅力をしっかり生かしてほしい…というのが僕の希望。
蛇足だが、僕のお勉強の観点からいっても、「脳科学」の薄っぺらさが実に興味深かった。
もう一つの蛇足。
TV版「世界の中心で、愛をさけぶ」のファンが、このドラマに幻滅したというのもよくわかる。