新編 膝枕

智に働きたいと思いながら、なんかやってます。

■テレビドラマ「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」をみた。

図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」(2015年)をDVDで視聴した。レンタルショップでたまたま本作を目撃したからだ。

 

実は僕は「図書館戦争」の映画第1作《LIBRARY WARS》をDVDで視聴している。いま気がついてみると、僕はそのときにその感想記事をブログに掲載していなかったようだが、それは決してつまらなかったからではない。作品を構成する要素の寓意などについてなにかと問題にしうるかもしれないけれど、そうしたことのいくつかについては、あえて言及するのも恥ずかしいなぁと思うこともあって、語るつもりはなかったし、今もやはり、いまさらなにを…と思うから、語らない。

 

今回テレビドラマとしての本作《BOOK OF MEMORIES》を視聴したのは、映画第1作がおもしろかったからであるし、ジャケットに土屋太鳳さんがいたからである。とくにファンであるとかなんとかいうのではなく、ただなんとなくなのだけれど、とにかく、第1作がおもしろかったから、続きをみてみようかな、と思ったのだ。

 

で、感想は…

 

おもしろかった。

 

作品を読まないで、みないで、理解しないで、ほんのわずかな一片をもって、おおきな批判をするという風潮が、あるいは、人の心に寄り添ったつもりの独りよがりを自分勝手に正当化してしまう風潮が、それに対する価値判断としてのイデーを制作者がどこまで意識した結果であるのか不明ではあるが、とにもかくにも素材のひとつとしてひろいあげられていることが興味深かった。そういう素材が現実にあるのはおぞましいから、いかにフィクションとしての映像作品であるとしても、みていると、イヤになるのだけれど、それでも、そういうのがエンターテインメントのわくのなかにうまくおさめられていたと思う。岡田准一演じるところの王子さま・堂上と榮倉奈々演じるところの笠原のやりとりも楽しくて、本作の視聴は僕にとってなかなかよい時間であった。

 

なによりも、土屋太鳳さん、キラキラしているなぁ… すごくよかった。

 

彼女がNHKの朝ドラヒロインであることは、さすがの僕も知っている。半年にわたる朝ドラの放送も、トータルで1時間ぐらいはさすがの僕も目にしたと思う。昼過ぎのまったりしたトーク番組に彼女が出演したことがあって、事前にはまったくしらず、そのときたまたまテレビがついていて、ながら見したこともある。だから、彼女は、名前とその動く姿とが一致している、僕にとって数少ない最近の芸能人の一人である。

 

……という前置きはともかく、本作の太鳳さん、キラキラ、キラキラ、キラキラ… 輝いていたよ。

 

本作視聴後、インターネットで検索して、本作はごく最近放送されたものであることを知った。映画第2作が存在することはDVD収録の予告編で知ったが、本作はその映画につながるエピソードを盛り込んだもので、「ドラマ特別企画」と銘打った一種の宣伝ドラマであったようだ。宣伝であろうとなんだろうと、本作はこれはこれで完結した内容をもつと思う。

 

つぎに公式サイトのリンクをはっておく。

 

ドラマ特別企画『図書館戦争 ブック・オブ・メモリーズ』|TBSテレビ

http://www.tbs.co.jp/toshokan-sensou-drama/

 

これによると、本作が放送されたのは今年(2015年)10月5日(月)21時から。

(DVDはディレクターズカット版らしく、100分ほど)

 

で、いま公開されている映画第2作の副題は《THE LAST MISSION》。

 

僕は映画第2作をDVDで視聴することになると思うけれど、本作は(劇場にいってもいいな)と感じさせてくれた。ともかく僕は《THE LAST MISSION》をかならず視聴する。

 

以上。